有棘天使

2005年10月撮影。
モデルはemilu嬢。彼女はどこかエキセントリックで浮世離れした存在感の持ち主だった。
撮影案は有刺鉄線を使うことを中心に考えていた。所謂磔刑図を創りたかった。
しかし存外小柄でキリストと言うよりは天使の様な存在感を醸し出しておられ急遽コンテを描き直した。 しかし天使なのだが何処か毒を持ち棘のある彼女は、天使の磔刑というよりは棘のある天使の如くであった。
それ故、今回はタイトルを有棘天使とした。
自分の棘で磔と成り果てる。そんなストーリーに流れていった。

2日間の強行撮影だったので、いつもより多くのアシストをお願いした。初日は欠伸嬢と山崎に、次の日は胡子嬢と山師、山崎。
今回は胡子嬢お手製の口枷も活躍と日記にある。

その後、ネットで何かと話題になり閉口したが、それも偽悪的な彼女の魅力なのだろう。
画像はフラッシュにて一部公開します。


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