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「MENFEGOL」について タイトルは精子殺傷剤の薬品名。村田兼一によれば「アナルでの行為の男性器の虚しさと、この膣剤が挿入された何も生まれない性行為をかけてみた」という。このようなネーミングを見ても、「MENFEGOL」は村田のこれまでの作品とはかなり肌合いが違う。どちらかといえばロマンティックなエロティシズムを追い求めてきた彼にしては、ハードコアな撮り方も、彩色なしのモノクロームという体裁も、堅牢でフェティッシュな装丁も異質なものである。 だがこれはこれで、村田の一面を拡大して表現したシリーズといえる。村田は「MENFEGOL」の発想を『日本書紀』に登場する「保食神(ウケモチノカミ)」から得たという。口から吐瀉物のように食物を吐き出す神になぞらえて、少女もまた壮麗な排泄行為をカメラの前にさらしている。それもまた、やや変則的なものではあるが、村田がずっと固執してきた穢れを払うイニシエーションの儀式の一つに他ならない。
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仕様: 表紙プリント仕様:
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